◇税理士の資格について◇
士業でもメジャーな税理士ですが、どのような専門家なのでしょうか、改めて見てみましょう。
税理士は、まず国家資格を有している必要があります。これは税理士法に定められていることです。しかし、この資格だけでは税理士として活動できません。
国家資格を有した上で、さらに日本税理士連合会という組織の税理士名簿に登録されている必要があります。これは財務省令で定められています。
◇税理士の業務◇
税理士の業務には以下のものがあります。
- 税務代理
- 税務書類の作成
- 税務相談
それぞれについて見てみましょう。
◇税務代理◇
税務代理とは、税務官公署に対する各種申し立てを代理・代行することで、申し立ての内容には、租税に関する申告、申請、請求、そして不服があります。
◇税務書類の作成◇
税務書類の作成とは、財務省令で定められた書類を作成することで、税務官公署に提出する書類を対象とします。
書類には、税務官公署に対する申告書、申請書、請求書、不服申立書があります。
◇税務相談◇
税務相談とは、租税の計算に関する相談のことで、税務官公署に対する申告、主張、陳述などの書類作成の際に生じることを示します。