◇建築設備士とは◇
建築設備士は、高度化し、より複雑化した建築設備の設計や工事監理に関して、整備に対して助言・指導することができる国家資格です。
建築士が建築物の設備に関する設計や工事監理を行う際に、建築設備士の助言を仰いだ場合は、設計図書または工事監理報告書にそのことを明記する義務があります。
建築設備士の資格を取得している者は、4年の実務経験で一級建築士試験の受験資格を得られます。また、二級建築士・木造建築士試験の受験資格であれば、実務経験は無くとも得られます。
◇建築設備士の業務◇
建築士が必要であると判断した場合、建築設備士は建築士に対して、建築設備の設計や工事監理に関するアドバイスを行います。このアドバイスを設計などを反映した場合は、建築確認申請書に建築設備士の名前を記載します。