2010年08月17日
気象予報士とは
◇気象予報士とは◇
気象予報士とは、財団法人気象業務支援センターが実施する気象予報士試験に合格し、気象庁長官による登録を受けた者に与えられる国家資格です。
この資格は、気象庁行以外の者が行うことができる予報業務の技術水準並びに信頼性を担保するために創設されました。
そのことで、社会を混乱させるような不適切な予報情報が流されることを防ぐことを目的としています。
◇気象予報士の業務◇
気象予報士の業務は、気象庁から得た気象衛星や地上レーダーなどの観測機器の情報を、コンピュータで解析した結果に、各人の知識と経験による解釈を加えて予報を行うことが基本です。
気象予報士と言うと、テレビの天気予報に登場するいわゆるお天気キャスターを想像しがちですが、それ以外にも多くの業務形態があります。
気象予報士の職場として多いのは、気象会社ですが、ここではクライアントに要請された地域や期間の予報を行います。クライアントにはイベント会社や運送業などがあります。
また、気象に左右されやすい商品の品揃えや生産計画の資料としての予報を提供することもあります。