2010年08月17日

海技士とは

◇海技士とは◇

海技士とは、大型船舶を操作する海技従事者が取得しなければならない国家資格で、「船舶職員及び小型船舶操縦者法第4条」で規定されています。

船舶職員には、職務として船長、航海士、機関長、機関士、通信長、通信士を行う者と、船舶の運航、機関の運転を行う運転士を示します。


◇海技士の分類◇

海技士は、その資格の内容や等級により、約30種に分かれます。

まず、船長や航海士の役割を持つ、甲板部。次に機関長や機関士の役割を持つ機関部。そして通信長や通信士の役割を持つ無線部です。

それらはさらに等級で分かれます。

甲板部は、1級海技士(航海)から6級海技士(航海)まで分かれ、それに船橋当直3級海技士(航海)が含まれます。

機関部は、1級海技士(機関)から6級海技士(機関)までの分類と、機関当直3級海技士(機関)及び内燃機関2級海技士から6級海技士(機関)の分類があります。

無線部は、1級海技士(通信)から3級海技士(通信)までの分類と、1級海技士(電子通信)から4級海技士(電子通信)までに分類されます。
ラベル:仕業 海技士
posted by しげぞう at 12:32| 理工系の士業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする