2010年08月17日

計量士とは

◇計量士とは◇

計量士は、企業などで計量器の検査や計量管理に関わる分野の職務を担当する者で、たとえば店舗などでの計量器の整備や計量の正確さの保持、適正な計量方法の実施などを確保する、国家資格保有者で、経済大臣により登録されます。


◇計量士の区分◇

計量士は、以下の3つに区分されます。

【一般計量士】
生産工場、販売店などで使用される各種計量器(質量計、体積計、温度計など)の制度管理や計量管理を行い、濃度、音圧レベル、振動加速度レベル以外の物象の量に関わる計量および計量管理を行います。

【環境計量士(騒音・振動)】
プレスや送風機などの騒音源を有する工場、建設工事、道路、鉄道、航空機など、一般県境などの騒音を測定します。また、プレスや鍛造機などの振動源を持つ、工場、建設工事、道路、鉄道などが人体に及ぼす影響の評価のための振動測定も行います。
このように音圧レベル、振動加速度レベルの計量や計量管理に携わります。

【環境測量士(濃度)】
工場が排出する煤煙や大気中への有害物質並びに悪臭などの測定を行います。また、工場や生活による水質や土壌の汚濁物質排出状況の測定、河川・湖沼・海域の汚濁状況や工場跡地などの土壌汚染状態の測定も行います。
このように、濃度に関する計量並びに計量管理に携わります。
ラベル:仕業 計量士
posted by しげぞう at 12:26| 理工系の士業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする