医療機関にもいろいろあり、精神科病院、総合病院の精神科、精神科診療所、医療機関併設のデイケアなど、現場により担う業務は異なってきます。いずれにせよ、治療を行うのではなく、精神障害者の生活支援を行う立場であることは共通です。
日常生活を訓練する施設や、就労のためのトレーニングを行う施設で、家事や仕事に必要な対応力を身につけるための支援を行います。
地域における精神保健福祉を充実させるための計画立案や関係機関との協力体制作りを行ったり、法律に基づく支援事業各種の手続きや実施を請け負います。また、地域住民の啓蒙活動なども行います。
社会復帰調整官や精神保健参与員などとして従事します。また、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った精神障害者の医療及び観察に関する法律」に基づく指定医療機関において、社会復帰プログラムなどに従事します。
老人病院、介護保険施設、教育現場などへの配置も増えつつあります。